Red Bull Energy for Japan(横浜元町の公道デモラン)を見てきた

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Red Bull Energy for Japanというチャリティーイベントで、横浜元町の公道をレッドブルのF1マシン(RB5ベースのデモンストレーション用マシン)が走るというので、6時に起きて、娘と二人で行ってきました。最近日本国内ではF1そんなに人気ないし、1時間前に現場に着けば大丈夫でしょ・・・と思っていたのが大間違い、ものすごい人手でした。ぼくはF1をナメていたみたいです。ごめんなさい。思えば序章は、みなとみらい線の車内から始まっていました。日曜の朝7時台だというのに、終点に向かって徐々に混んでくるんですよね。駅に着いたら階段・エスカレーターともに大渋滞。トイレも大渋滞。ずいぶん時間をかけてやっと駅の外に出たと思ったら・・・。

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なんじゃこりゃー!人が溢れとるがな!とビビりつつ、どこで鑑賞しようかな?と探してみると・・・

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ちょ、すでに人垣ができてる!イベント開始までまだ1時間近くあるんですけど!
一度は人垣に近づいたものの全然見えないし、あとからあとから人が押し寄せてきてちょっと危ない感じだったので、あきらめようと思って一度駅に引き返しました。

しかし、コース終点の転回所まで来てみたら、通りの反対、向かい側はまだ少し人が入れるようだったので再挑戦。

なんかこう、人の隙間からギリギリエンジンカバーくらいは見えるかな?というポジションをげとずさー。周りを見渡すと、レッドブルを中心にいろんなF1チームのキャップやシャツを身にまとった人、応援フラッグを持った人たちがバリケードのところに陣取っています。一眼レフ率が高いです。1992年と2004年の2回だけ鈴鹿でF1観戦をしたことがありますが、あの雰囲気が懐かしく思い出されます。あ、チアホーンを鳴らした人が放送で注意されています。

人間が考えうるありとあらゆる場所に、カメラを構えた人がいます。撮影はしませんでしたが、街灯の柱や看板によじ上り、警備の人に注意されても言うことを聞かないサルのようなわがままお兄さん達もハッスルしてました。

待っている間娘はずっとベビーカーに座らせていて、持参した朝食を食べたり足をばたばたさせたり、なんだかよく分からないなりに拍手をしたりしていました。ただ、イベント開始前に「危険を避けるため、お子様を肩車するのはご遠慮ください」という肩車禁止令が!残念ながら娘はベビーカーに座りっぱなしで音だけ楽しむことになってしまいました。

イベントの方は、予想以上に人が集まってしまったためマシンの転回スペースを確保できなくなったそうで、2往復の予定が1往復に短縮されてしまいました。会場からブーイング&悲鳴!

ドライバーパレードではブエミ選手を至近距離でバッチリ拝見、これが佐藤琢磨選手だったかもしれないのにという複雑な思いを胸に秘めつつ、手を振ってみました。

そしていよいよ本番。こんなに狭くて、しかも速度抑止のためにわざとくねくねさせてある道をどうやって走るんだ?と思っているうちに、F1マシン(の一部)が一瞬で目の前を通り過ぎてゆきました。あとでニュースを見たら時速30kmだったそうです。遅!

V8になってからはじめて生でエンジン音を聞きましたが、さすがはF1、あの咆哮にはやっぱりシビれましたね。ただあのコースだと全開にできないでしょうから、やっぱりサーキットに行かないと堪能するというところまではいかないですね。あと、陣取っていた位置は往復ともアクセルを緩めるタイミングだったらしく、本当に目の前でルノーエンジンの雄叫びを聞くという訳にいかなかったのは残念でした。でも空気の振動や通り過ぎたあとの排気ガスのニオイ、そしてかすかな熱風を感じただけでも、見に行った甲斐がありました。行ってよかった!

一瞬の出来事だと分かっていたので、写真や映像は他の人に任せて自分は五感で楽しみました。さっそくニュースがアップされていたので、いくつか適当にリンクを貼っておきますよ。