INDY(R) JAPAN THE FINAL観戦記(土曜日)

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娘とふたり、1泊2日でINDY(R) JAPAN THE FINALを観戦してきました。

初日は朝5時起床、6時前に自宅を出発して首都高〜常磐道と乗り継ぎ、水戸ICで高速を降りてツインリンクもてぎの南ゲートへ。心配したような渋滞もほぼ皆無で順調に辿り着きまして、9時前には駐車場にクルマをとめることができました。クルマを降りたらすでに土曜午前の練習走行(プラクティス2)が始まっており、駐車場からもインディーマシンの轟音が聞こえてきました。駐車場を出てすぐのところに中央エントランスゆきの無料ループバスが来ていたので即座に搭乗、プラクティス2はメインスタンド後方の佐藤琢磨選手ピット前で鑑賞しました。

練習走行の後は、翌日の決勝をどこで観戦するかを決めるためにコースを下見。「歩かない!だっこ!」の娘を抱っこひもで縛り付け、グランドスタンドからバックストレート方面へ散歩開始。暑いし日陰がほとんどなく、すぐに汗だくになってしまいました。娘は歩いている間、ゆっくりお昼寝を楽しんでいました。

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パッシングポイントと思われるダウンヒルストレートエンドの90度コーナー。フルスロットル全速力からフルブレーキングで一気に減速しながら飛び込んでくるマシンが見られる絶好のポイントですが、しかしここは指定席・・・。

90度コーナー自由席エリアのほとんどはスタンドが設置されておらず急な斜面になっていて、観戦にはちょっと不向きな印象。これはほかの場所を検討した方がよいかも・・・。

ダウンヒルストレートの中程からいったん戻って、オーバル側の席までいってみました。こちらは最終コーナーの立ち上がりとターン3〜4、ターン5の飛び込みまでが見渡せるのですが、ちょっとロードコースからは距離が遠いかも。S字、V字コーナーまでは遠くて、子ども抱っこ+荷物満載の自分にはとても歩けませんでした。あしたの決勝観戦は、ダウンヒルストレートか最終コーナー前ですかね。

お昼は出店で焼きそばと飲み物を買って1コーナー手前の席へ移動、午後のプラクティス3を待ちながら過ごしました。

ピット作業を鑑賞しながらアウトドアで娘と過ごす午後のひととき。幸せです。1コーナーでは各車のライン取りの違いなどを楽しむことができます。プラクティス3終了の13時から予選開始の15時までは、ファンファンラボへ移動してエアコンの効いた屋内で休息を取りました。

そしていよいよ予選。予選はふたたび佐藤琢磨選手ピット前へ陣取り、じっくり観戦です。

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予選を前にレッドタイヤを装着したマシン。緊張感が高まってきます。15分、15分、10分の3ラウンドで争われる予選は、誰が最初にコースに出てゆくか、どのタイミングでタイム計測をするかといった駆け引きがあり、一斉に計時をはじめた後はめまぐるしく順位表時が入れ替わってゆくので、ものすごい緊張感でした。佐藤琢磨選手は1ラウンドを6名通過できるうちのギリギリ6位で通過したものの、続いて12名で争われる第2ラウンドでは残念ながら11位に終わり、ポールポジション争いとなるファスト6へは残ることができませんでした。しかしプラクティスでの調子の悪さからすると、第2ラウンドまで進めただけでもよく頑張ったな、というのが直接見ていての感想です。ポールポジションはカーナンバー9のスコット・ディクソン選手、圧倒的なスピードでした。

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予選終了後の佐藤琢磨選手ピット。ご自身の走行が終わった後も、長いことピットで話をされていました。翌日の戦略やセッティングについて打ち合わせていたのでしょうか。

予選が終わったあとは、前夜祭には参加せずに一晩泊めてもらう兄のところへ移動し、3人で晩ご飯を食べました。お風呂も済ませて早めに就寝しました。