Social Media Week Tokyo 2012 へ行ってきた

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Social Media Week Tokyo 電通ホール

そういえば、Social Media Week Tokyo 2012 へ行ってきたんでした。2月14日、15日、17日のいくつかのセッションを聴講してきました。「話題投下のタイミングが重要」という教えを見事に無視する形で、3月2日になってやっとブログを書いています。

企業のソーシャルメディア活用と言えばFacebookやTwitterでどうやって情報を発信するかや炎上対策、ファンを増やしたい、ソーシャルメディアって儲かるの?という話が先行しがちですが、そんな事はわりとどうでもよくて、自分たちの事業が何を目指しているのか?ビジョンと戦略は?戦略目標は?アクションプランは?・・・というように落とし込んでゆくことが重要ですよね。これはつまりバランス・スコアカード構築のステップと同じですね。ソーシャル活用=自身のブランド価値や経営戦略を見直す事、なんだと思います。

個人的に印象に残ったのは、コカ・コーラさんの「Happy!ボタン」を、コカ・コーラさんではない外部サイトにも設置可能にするというやり方です。もうFacebookがタイムラインになろうがなるまいが全く関係ない世界で自分たちをソーシャル化していて、刺激的でした。また、良品計画さんの「ソーシャルは売上げへの貢献がある。ただし過度な期待は禁物。仮に自分たちが明日全てのソーシャルメディアをやめたとしても、売上げ(収益?)へのマイナス影響はほとんどないだろう」という話も印象的でした。「ソーシャルメディアで儲ける」に代表される「ソーシャルメディアで○○」は本質ではないんですよね。はい。

聴講したセミナーの中で印象に残った言葉達や気づきをメモしておきます。

  • ソーシャルメディアの施策や測定に「正解」はない。
  • 自分たちに合ったアプローチが必要。
  • どんなビジネスであれ、ソーシャルが重要な役割を果たしているということは確実。
  • ソーシャルメディアはアシスト性が強いメディアである。
  • どこも複数のソーシャルメディアを使っている。
  • 売り上げへの直接貢献は狙っていない。顧客満足にこだわっている。「顧客との対話」。
  • お客様に対して当たり前の対応をしていれば炎上しない。
  • リアルの動きに繋げている。
  • 自分たちのキャラをわかっている。
  • ポジティブもネガティブも可視化されるが、ポジティブな声が見えるのはどこもメリットを感じている。
  • ソーシャルがないと、社内に届くのはクレームばかり。
  • 写真への反響が大きい。
  • Twitterは1対1の対話、Facebookとmixiはコミュニティ。
  • ただし過度な期待は禁物。
  • ソーシャルは世の中のごく一部という認識が必要。
  • お客様の「時間の獲得」がソーシャルの価値。

イベント全体を通じて席数が多くて隣の人が気になる、セッションのひとつひとつの時間が短かったので若干の消化不良感があった、電通ホールでは会場整理や誘導の方の私語が気になる、登壇される企業様の宣伝色が強くなりがちという点などが気になりました。しかしそこは参加無料とのトレードオフかな、と納得できるレベルではありました。なにより、参加費無料であれだけ大きなイベントを開催された主催の方々にはお礼を言いたいです。相当なご苦労がおありだったと思いますが、大変有意義な機会を作っていただきました。ありがとうございました。