僚友バトンのPP獲得と2位フィニッシュは、HondaとBARにとっては朗報だった。だが、バトンがすばらしい結果を残しているだけに、佐藤の成績が対照的に物足りないものに映ってしまう。スタートから序盤の走りは見事だったが、結果がマシントラブルによるリタイア（完走扱い）でノーポイントというのは痛い。
結果が全てのこの世界、いつまでも結果を残せないでいては、いかに実力のあるドライバーでもいつ戦力外とみなされてしまうか分からない。次戦が、佐藤にとって大きな節目になることは確実だ。
何とか今のつらい時期を耐え抜いて、バトン以上の大ブレイクを果たしてくれることを期待したい。がんばれ！
