うちの会社を辞めた人に、「やめてみてどう？」と聞くとまず100%返ってくる答えが「早く帰れるようになった！」
自分自身を振り返ってみても、前職よりは働く時間が相当長くなってるし、平日なんてまさにフロにはいって寝るだけ、できたら毎日もう2時間早く帰りたいとは思うよなあ･･･。
で、早く帰りたいから転職するかっていうと、今のところそういう考え方ではないのです。そこが気に入らないからと居場所を変えるよりは、今の居場所でどれくらい周りに影響を与えられるか、ということを大切にしたいと考えています。その場にとどまり、少しずつでもよい方向に変えてゆければ･･･。たとえば会社がつぶれてしまうとして、「危ないから速攻で辞めました！」と言うよりも「最後の最後まで力を尽くして努力した結果、どうしてもだめだったけれど、その経験からこんなことを得た」と言えるほうがいいかな、と。年齢的にも、自分の能力だけでなく他人への影響力を求められるはずだし、それができないような人には大きな仕事を任せられるはずはないと思うのです。なので、じっくりと腰を落ち着けて力を蓄え、機会がきたらすばやく動けるように毎日準備をしておきたい。（←結局辞めることが前提だったりする）
そんな淡い夢を見ながら、毎日田園都市線で知らない人と密着マークしあっているのです。