水没や衝突事故でドアが開かなくなって脱出できなくなるような事態に備えライフハンマーを購入しました。類似品もありますが、前職で取り扱っていて親しみがあったことと、ハンマーが双頭タイプなので、とっさの時にでも向きを確かめずに素早く取り扱えそうだと思ったのでこれを選びました。特に怖いなと思う状況は、ゲリラ豪雨でクルマごと水没してしまうこと。完全に水没するまで数分、ゲリラ豪雨なら1分程度のこともあるようです。半分も水没すれば水圧でドアは開かなくなるし、電動のパワーウインドウは動かなくなるので窓からの脱出も不可能。クルマのガラスは素手では割れない強化ガラス。なんの用意もない状態では溺れるのを待つだけになってしまいます。完全に浸水するまで待って車内外の水圧差をなくせばドアは開くとか、小銭をハンカチやレジ袋、靴下なんかに入れて振り回し、たたきつければクルマのガラスは割れるとかいろいろ対処法はあるようですが、豪雨・濁流・水没の現場で、普通の人間がそんな冷静に動けるとは思えません。というわけで、専用の道具を用意。どうか使う機会が来ませんように・・・。
こんなの見つけた。
安全運転講座:水中脱出の心得