新しい管理職のルール

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管理職について、OJTでは学べないと限界を感じていたのでどうすりゃいいのよ?と思って読了。

自分の上司の姿を見て「大変そう」「割にあわない」と感じ、その結果管理職になりたくない、管理職に任用されたタイミングで退職する人が増えているそうです。ぼく自身、新卒で入社した某社を続けられなかった理由のひとつが、上司の姿を見て「あんな人にはなりたくない」と思ったことだったりします。
今の会社には、縁あって拾ってもらってから10年目に入り、管理職としての責任が求められるようになってきています。本書にある「組織の力を使ってビジネスを大きくしてゆく能力」が求められているのですね。

ところが十分な経験や準備をしてから引き受けたのではなく、まずはやってみるというスタートだったので、プレーヤーと管理職のバランスの取り方がよく分からなかったり周りが見えていなかったりでまあお世辞にも順調にやってきたとはいえないかな、という反省があります。
そんなぼくにとって、「管理職」たるスキルを身につけるためには何が必要なのかを学ぶにはよい本でした。コンプライアンスに関しては、うちの会社はそうとうしっかり取り組んでいるのだということが確認できたので、これからの自分自身の課題としては次のことを目指してゆきたいと思います。

  • 「部下が就業時間内で仕事を終える」時間管理
  • 数年後の組織の明確なゴールイメージを示す
  • 辛い仕事や単調な仕事こそ、ゲーム感覚で楽しむ
高城 幸司 (著), 仁木 一彦 (著) 『新しい管理職のルール―課長昇進。今日から自分を守りなさい! 』(ダイヤモンド社、2010年)