マツダアクセラ2016モデルに試乗してきました

  • 投稿日:

洗車してもらいにマツダ屋さんへ入庫したら、マイナーチェンジ後のアクセラに試乗させてもらうことができました。ラッキー。運転したのはSPORTの1.5リッターディーゼルエンジンのモデル。デミオXDとほぼ同じエンジンですね。
運転した感じはどっしり落ち着いて高級な感じでした。エンジン音もデミオと比べると随分静かでした。アクセラはデミオよりも200kg程度重いらしいのですが、1.5リッターでも上り坂や発進時に力不足を感じることはありませんでした。しかしデミオと比べるとやはりアクセル操作への反応は鈍いと感じました。また同じく車重のせいかブレーキの効きがよろしくなくて、デミオと同じ感覚で踏んだら止まりきれずにスルスル前に進んでいってしまいました。アクセラの1.5リッターディーゼルモデルに軽快感を求めるのは酷なようです。
自慢のG-ベクタリング コントロール(GVC)は、素人が15分程度試乗したくらいではまったく体感することができませんでした。コーナリング中にトルクをコントロールして前荷重の状態を作るとか、加速時には後ろ荷重にするなどといったことを自動的に行うことでステアリング修正の頻度を減らし、運転の手応えを増しつつ疲労感を軽減する...といったものだそうです。正直、ちょっとおせっかいすぎるんじゃないの?という気はします。電子制御技術が発達しても、自分で運転する楽しみは残しておいてほしい。
それ以外に気になったのは、カラー表示になったアクティブ・ドライビング・ディスプレイですかね。あれはよいですね。とっても見やすいです。アクセラの改良はかなり大掛かりで手の込んだものでした。改良前はディーゼルが全部入り300万円の1択だったのが、改良後は2.2リッターと1.5リッターの中から複数の機種を選べるようになったのはよかったと思います。