まだまだ盛り上がっているキャンプブーム。集まる人が多くなるといろいろネガティブな側面が目につくようになってきますね。暗くなってからの騒音問題と並んで気になるのが焚き火のやり方と後始末です。強風時に焚き火を強行してしまい火の粉が他人の道具や人を傷つける、燃やしてはいけないもの(ゴミなど)を燃やしてしまう、ひどい人だと灰やBBQグリルを使用後そのまま放置して姿を消すなど、人間の浅ましさ・愚かさ・本性が露呈するのは見ていて気持ちのよいものではありません。焚き火をしたことのない人たちが知らずにやってしまうことが多いのでしょうか。急激なブームの負の側面ですね。
最近は芝生キャンプ場で直火を使って芝生をダメにして立ち去る「焚き逃げ」という問題もあるそうです。なんでそんなに直火が好きなんでしょうね。他人の敷地・財産を毀損するのって普通に犯罪では...。あきらかに故意だし。
閑話休題。そんな昨今、地面を火の粉や熱から守るため焚き火台だけではなく焚き火シート(スパッタシート)を使うのが正常なキャンパーの常識になっているようです。
ぼく自身は子連れのときしか焚き火しないし、ただでさえ少ない週末キャンプの機会がすべて無風晴天なわけもなく、雨や風のキャンプも多いことから焚き火頻度はそんなに高くないんです。なので実は焚き火シートを持っていませんでした。しかし今後もキャンプを続けてゆきたいので正常キャンパーとしては常備すべしと思い、用意してみました。
形・大きさや耐熱温度、素材や表面処理などバリエーションが多くて迷いましたが、今回はコールマンのファイアープレースシートを選びました。
80cm×80cmの正方形、耐熱600度、四隅にハトメ付き、グラスファイバー。素手で触ってもそんなにチクチクしませんが、いちおう「軍手使いましょう」と書いてありました。見た目はうっすら茶色みを帯びた色をしています。茶色とシルバーの中間といったところでしょうか。ロゴスの焚き火シートは長方形なので傍らに薪を置くにもよさそうだしリーズナブルだからこれにしようかと思ったのですが、短辺60cmというサイズと耐熱500度というのが最後まで気になって断念しました。あとはコールマンブランドの安心感でしょうか。
ユニフレームのファイアグリルを設置するとちょうどよいサイズ感ですね。一回り大きい余裕がありながらもあまり過ぎない感じ。コールマンロゴは黒です。かっこいい。
コンパクトに折り畳めるので隙間にすっぽり入ります。収納を別途用意する必要がありませんし、軽いので荷物が増えた感じがしません。
これを使って、正常キャンパーとしてまっとうにキャンプを楽しむようにします。