2007年開幕戦のオーストラリアグランプリ、公式予選で佐藤琢磨が10番手を獲得しました。昨年4年落ちの「中古車」でデビューし、常にレースとは関係のない位置でテールエンダーを勤めていたころはQ2進出すら届かない夢に思えたし、2006年最終戦のブラジルグランプリ10位フィニッシュすら誰も予想していない「快挙」だったのに、わずか数ヶ月後の今日は2台揃ってQ2進出、そして琢磨がQ3に残るという快挙（奇跡？）を成し遂げてくれました。琢磨がアンソニーに勝ったというのと、Q3に残ってくれたのが琢磨だというのが、琢磨ファンとしてはうれしい限りです。
カスタマーシャシー問題がいぜん解決していないという大きな不安がありますが、そのことばかり気にしていてもしょうがないので、目の前の1戦1戦を全力で戦ってもらいたいです。