仕事を楽しむ姿勢とか

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ぼくは、仕事って基本的には面白くないものだと思っています。仕事って自分のやりたい事や好きな事ができるわけではないし、人の都合に合わせないと成り立ちません。それに他人から振られた仕事(≒作業?)をこなすだけでは面白くないですよね。自分自身を振り返ってみると、仕事に飲まれている時は面白くないしモチベーションが下がっていたように思います。逆に前向きな気持ちで仕事ができている時って、なにかしら自分から主体的に取り組んでいる時だったように思います。あと、これまでにやった事のないような挑戦をしている時も、苦しいながらやりがいも感じます。ただ、組織の中で新しい挑戦をさせてもらうチャンスを得るには、それまでにそれなりの実績・結果を残していないと難しいのではないか、と思います。

最近思ったのは、与えられた業務をこなしながらもプラスアルファの勉強する→成果をあげる→もっと大きな仕事を任せられる→仕事楽しい、みたいな流れは、当事者が能動的に作らないと何ともならんなあ、ということです。過去に身につけた技術や経験、言ってみれば「過去の遺産」的なものだけでこの先もやっていくのはほんと無理だと。

未経験で入社してきたけれど自発的に寸暇を惜しんでどん欲に勉強し、まだまだ未熟ながらも1年前と比較すると見違えるように成長している20代後半の人。不安を感じながらも前へ進もうとする姿勢。自分の「作業」だけではない広い視点を持てる人がいる一方で、経験者なんだけれども新しい技術の理解ができず、理解しようという勉強が足りないために1年前から何もできる事が増えていない。故に任せられる仕事のスイートスポットが狭いまま。年齢の割にはマネジメント能力もちょっと物足りない30代後半の人。身近に好対照な2人がいて、あらためてこう考えるに至りました。

こう考えるのは比較的動きの激しいWeb界隈の業界に身を置いているということもありますし、今Google アナリティクス関連の業務を担当しているということも大きく影響しているでしょう。とにかく常に自分自身を更新し続けないとこの先やってゆけないな、というのは切に感じています。自分はまだまだ現役の戦力でいたい。今の業務には偶然たどり着いた訳ですが、せっかくの機会だと思ってGAIQも取ったし、個人的にもGoogle タグマネージャやユニバーサルアナリティクスを使ってみたり他にも自習していたりします。商談でも最前線に立って引っ張ってゆけるようにと、とにかく数多くお客様と接することによってアウトプットを増やし、レベルアップできるように意識して行動しています。

昔から新しい物好きで移り気なので、前職に勤めながらの初級シスアド取得から始まって現職へ転職してからのBlog、Web標準、アクセシビリティ、プロジェクトマネジメント、ソーシャルメディアなどなど、周りからチャンスを与えてもらいつつ自分からも手を出していました。いまはデジタルアナリティクスとかデジタルマーケティングとかそんな分野なのですが、自分なりにいろいろ吸収して成長してゆければと思っています。