嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

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奥さんが買ってきた本を横取りして先に読了。
「アドラーの思想」「アドラー心理学」を扱った話だそうですが、簡単に言うと

  • 「課題の分離」をすることで自由を得る
  • 「自分が幸福かどうか」で行動を決める
こういう話ですね。簡単過ぎ?
「課題の分離」とはつまり「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来」というアレのことですね。では自分がどんな行動をするかという点で、身勝手なワガママを防ぐ視点として「その行動の結果自分が幸福かどうか」という判断基準を用いるのが面白いと感じました。そして「幸福=他者貢献」という点は、思考のループが上手く完成しているな、という印象を受けました。あと「コネクティング・ドット」的な話も出てきて、世の中なんだかいろいろ繋がってるなあなんて思いました。こうした個人的な印象からも「世界はどこまでもシンプルだ」という考えは納得がゆきます。さて、自分も他者貢献をして幸福になりますかね。

岸見一郎 (著), 古賀史健 (著) 『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え 』(ダイヤモンド社、2013年)