Google アナリティクスの「ユーザーエクスプローラ」が便利

  • 投稿日:

ベータ版がリリースされたGoogle アナリティクスの「ユーザーエクスプローラ」。今後数週間以内に全てのアカウントへ適用されるということですが、これは便利で楽しいですね。
匿名の「Client ID」ごとにユーザーの行動を見ることができます。ページビューだけではなく目標、イベントも表示されるので、どこでどんなアクションが起こってどの目標を達成したかが流れの中ですべてわかります。目標設定とイベント設定はやった方がよいですね。というか目標設定とイベント設定は必須かも。でないと「すべてのページ」のレポートと大差なくなってしまいますからね。時系列でのウェブサイトの利用状況がユーザー単位で見られるので、これまでのレポートと比べるとユーザーニーズを深く知ることができます。これをうまく使えば、もう自然検索のキーワードのレポートはいらないかもしれません。また「ユーザーレポート」中の任意の項目を選択することでセグメントを作ることもできます。セグメントを作れる=分析がしやすくなり、リマーケティングができますね。

...と、ここまでが通常のビューの話。
ではUser ID有効ビューではどうなるのかと思って見たら、User ID有効ビューのユーザーエクスプローラではUser IDで表示されるんですね。

User ID有効ビューではUIDが有効なセッションがすべて記録されています。任意のUser IDが使えるというのはいろいろありがたいですね。逆にUser ID有効ビューではClient IDは分からなくなるようです。これはまあ分からなくてもいいのかな?
サイトへタグマネージャを入れておけばカスタムディメンションの追加やイベント計測の追加も簡単。これは楽しくなってきましたね。