出かけるか買い物しないとブログネタがないので、ソロキャンしてきました。キャンプもひさしぶり。
今回お邪魔したのはHAYATO 箱根キャンプ場さん。初訪問です。もともとゲストハウス・ヘアサロンを営んでいらっしゃるようですが、そこの裏山を整備したキャンプ場、といった雰囲気でした。同じ県内なので都道府県をまたぐ移動をせず、また3密や大人数での会食を避けるという点も成り立ちます。この時期のソロキャンは数少ない気分転換ですね。
狭い道を進むと見えてくる白くて丸い看板が目印です。
坂の下から来ると鋭角に戻る感じでターンするので、クルマは落ち着いてゆっくり走らせましょう。
看板の角を曲がるとすぐにゲストハウス・サロン棟が見えます。向かって右の斜面にキャンプサイト。オートサイトではないのでクルマは建物の手前、道路脇のスペースに駐車します。チェックイン時間には管理人さんが1台ずつ丁寧に誘導してくださいました。
大きな窓がステキな共有ラウンジで一組ずつチェックインしました。ただコロナ対策のため、ここでゆっくり過ごすことはできませんでした。無念。
斜面に沿って、整地されたキャンプサイトが点在しています。事前に想像していたよりも傾斜が急でしたが、各サイトは平らに整えてありました。
物理的な広さや距離は確保できないのですが、サイトレイアウトの指定による視線の向け方など絶妙な距離感を保つ設計になっていたおかげでお隣さん、ご近所さんの存在感はそんなに感じませんでした。
各サイトはウッドチップと砂利が敷き詰められていて、とても使いやすく快適でした。今回は気温がそれほど下がらなかったのもあって、結露やテントフロアの濡れが一切ありませんでした。撤収が楽〜。
今回利用したのは「小サイト」。「小」のテントサイト側は概ね3.0m×2.8mということで、持ち込んだエリクサー4(フロアサイズ約2.2m×2.2m)は余裕で収まりました。
本当は焚き火をしまくろうと思っていたのですが、なんと薪の在庫がない!もともと箱根付近では焚き火禁止のところが多いので近辺にはあまり薪がなく、こちらでは東京の業者さんから薪を仕入れているそうです。ところがキャンプブームと薪ストーブブームが盛り上がりまくっているため薪の消費がハンパなくて、注文しても入手できない状態になっているそうです。
今回は焚き火を前提に燃料をホワイトガソリン縛りにしてシングルストーブだけ持っていったのですが、これが唯一の火器になることに。焚き火台はクルマのトランクから出ることはありませんでした...。
寒いのが苦手なのに冬のキャンプをしがちなぼく。今回は防寒対策としてローコットの下に厚手のシュラフを敷いてみました。なんて贅沢なシュラフ使い!地面からの冷えを遮断する目的なのですが、めっちゃ快適に暖かく眠ることができました。
まとめ
- 一般的なキャンプ場のようなセンターハウス的なものや売店、大きな水場はない。しかしトイレはゲストハウスやサロンを使わせてくれるのでむしろ快適
- トイレのたびに靴を脱ぐ必要があるのは若干面倒かも。快適さとのトレードオフと考えればやむなしか
- 水場・洗い場もキャンプ客用に用意してくれている
- 水は地下300m?から汲み上げた天然水だそうです
- 利用した日はサロンのお湯を使ってもよいということで、つまりは暖房便座ウォシュレット付きトイレのある高規格キャンプ場でした
- 各サイトはコンパクトで、ソロにぴったり
- 大人のソロ客が多いので静か
- 利用した日は10サイト中10サイトすべて埋まっており、そのうち1組がペアであとはみんなソロでした
- 女性ソロも複数、安心して利用できそうな雰囲気
- 車道が近いのでクルマの音はそれなりにする。寝てしまえば気にならなかった
- 近場には温泉があるもののそれ以外には特にない。純粋にキャンプ時間を楽しむ場所と心得た
- 薪が枯渇するとは、キャンプブーム恐るべし...
持ってきた方がよかったもの
- ランタンスタンド
- 薪
欲しくなったもの
- 指先の出た手袋
- エリクサー2的なソロ用テント
- ソロ用のタープ