なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰るチーム術

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自社、自部門の生産性向上と残業低減をどう両立させてゆくか、さらなるヒントを求めて読了。

以前、同じ思いで「残業ゼロ」の仕事術を読みました。その時にやろうと思った「マイルストーンチェック」はあまりうまく取り入れられていません。後工程の負荷を減らすこと自体は以前から常に続けていますし、組織の規模と業務量のバランスなど、他の要因もあって即効性のある状態ではありません。
「6時に帰るチーム術」では、より実践的なヒントを得ることができたと思っています。制作チームのリーダーは「朝メール」を取り入れたそうですし、「マルチ担当制」は、ぼくが去年気づいて徐々に進めていたところです。他にも個人的にすでに実戦中のポイントや今後やってみたいポイントが随所にみられて効果を出せそうな手応えを感じられるよい本でした。第三四半期には「マルチ担当制」の考えを目標管理に取り入れようと考えていたりします。率先して「付加価値で勝負」できるようにしてゆかなければなりませんね。

小室 淑恵 (著) 『なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰るチーム術』(日本能率協会マネジメントセンター、2008年)