山男は今日もゆく。今日はソロで谷川岳へゆく。
いつかは行きたかった憧れの山、谷川岳へ行くことができました。ロープウェイで天神平まで上がり、そこからは歩いて山頂(トマの耳・オキの耳)を訪れるという往復の行程です。首の後の日焼けが痛いくらいの好天で、迫力のある風景を楽しむことができました。
交通費を少しでも節約しようと、最寄りのICではなく練馬から関越道に乗りました。しかも0:00-4:00の深夜割引狙いなので2:00に起きて2:20くらいに出発、割引時間内に高速に乗ります。ねむい。
目的地の谷川岳ロープウェイ駅直結「ベースプラザ」は普通車1回500円の有料駐車場。深夜早朝の営業時間外でも駐車場への入場はできるということなので、着いたらそこで仮眠を取る作戦です。実際は道中でも眠くなったのでPAで30〜40分くらいの仮眠を取り、ベースプラザでもあらためて仮眠を取りました。ベースプラザへは5:50くらいに到着、そこから7:15くらいまで仮眠を取りました。起きて支度をしていたらちょうどタイミングよく係の人が巡回してきたので駐車料金500円を支払いました。駐車場営業時間外の早朝に着いてすぐに出発する場合は、「お金払ってね」という札がフロントワイパーに挟まれるので、出庫時に駐車料金を支払う仕組みのようです。ちなみに支払ったかどうかについてはナンバーも控えられているようでした。
それにしてもDJデミオでの車中泊はよく眠れないですね。こういう時だけは、キャンピングカーとは言わないまでも車中泊仕様のハイエースくらいは欲しくなります。もしくはルーフテント?
早朝は雲ひとつない晴天。山頂はどんな感じでしょうか。
ロープウェイのチケットは、JAF割引とモンベル割引があったのでモンベル割引を使いました。ロープウェイ往復が100円引きになります。ラッキー。
天神平到着。ここからいよいよ登山開始です。今回は最初からトレッキングポールを使おうと思っていたのですが、2本のうち1本が固く締め込みすぎて引き出せなかったので断念。おかげで足の負担が予定より大きくなってしまいました。
この日の道中、木陰は涼しいものの、日差しが暑かった。
しかし高度が上がるにつれ、風が冷たくなってきました。気持ちいい。
肩の小屋直下の階段。つらい。つらすぎる。階段が憎い。
そうこうしているうちにあれ?なんだか曇ってきたような気が...。
トマの耳では曇って視界がほぼなかったものの、オキの耳では360度の眺望を楽しむことができました。中央分水嶺ならではの急峻で迫力のある風景。タイミングがよければ遠くに富士山を望むこともできます。今回もちょっとだけ見えた気がします。
初めての谷川岳はとってもよかった。最高でした。今度はソロでなくて誰かと一緒に歩いてみたいとも思いました。
世界一遭難死者が多いという恐ろしい側面も持つ谷川岳。しかし熟練の登山者でなくても、ロープウェイと観光用に整備されたルートを使えば天神平から4〜5時間で往復できるので気軽に日帰りでも楽しむことができます。それなりの装備とある程度の経験は必要だと思いますが、この絶景はぜひまた楽しみたいと思いました。