左顎が痛い→整体、脳外科を経て歯科治療を開始(未完)

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左奥歯の痛みは、虫歯ではない?

歯茎がしみるのと左奥歯が噛み締めたときに痛む状態が長く続いていたので、重い腰を上げて近所の歯科へ行ったのが2021年9月でした。

しみる=知覚過敏の治療は完了したものの、噛み締めたときの奥歯の痛みの原因は虫歯ではなく、歯ぎしり食いしばりによる長年のダメージ蓄積によるものではないかとのことでした。

その痛みは虫歯ではないから治療はできないものの、それとは別に親知らずと奥から2番めの歯の間に小さな虫歯ができているようなので治療したほうがよいとの指摘をもらいました。

ただ、ぼくは「嘔吐反射」が強くて歯茎の局所麻酔だけだと奥の治療が難しいとのこと。静脈内鎮静という点滴の麻酔をしながらの治療が必要と判断するが設備がないのでここ(近所の歯科)ではできない。紹介状を書くから大学病院で治療を受けて下さいということでした。

そこですぐに大学病院へ行けばよかったのですが、その時の「痛みの原因は虫歯ではない」=「自分は虫歯ではない」と曲解してしまったのと、小さい虫歯なら歯磨きで消せるのでは?という謎の思い込みをしてしまったのが運の尽き。要するに、歯医者さんが苦手なのでできれば行きたくなかったのですが、自分勝手な判断で放置してしまいました。

顎が痛い!なにこれ!

それから8ヶ月ほどあとの5月上旬?GW前後あたりだったと思いますが、ある日突然左の顎全体にペンチや万力でギーッと思いっきり挟みつけられるような、締め付けられる感じの激痛が!しばらくたったらその痛みは去ったものの、その後も何度か夜寝る前や寝たあとに同じ痛みが襲ってきます。

この痛みはヤバい尋常ではない。はじめの痛みがソファで横になって肘掛けに頭を載せているときだったので、さては首の骨が歪んだのかと思い整体へ行って体全体の歪みを調整してもらったり、それでも回復しないので三叉神経痛を疑い脳外科へ行ったりとさまよった結果、脳外科で撮ってもらったMRIで左顎内部に黒い影が発見されました。

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脳外科で診てもらった結果、三叉神経痛の可能性は完全に否定はできないが可能性は低い。一方で左顎に明らかな影を認めるので、これが本当に虫歯による病変でないのか、あらためて歯科を受診してはどうかとのことでした。この時点までなぜか「左顎の痛みの原因は虫歯ではない」ということを前提として信じていて、虫歯の可能性をまったく考えていませんでした。しかしこれは...虫歯って顎がこんなんなるの?

8ヶ月放置の末、ようやく歯科治療を開始 しかし...

で、ここに来てようやく大学病院で診てもらったのですが、9月に指摘された虫歯が思いっきり進行していて歯髄に達していました。かなり進行しているので抜歯か根管治療かどちらを選ぶかギリギリのところ。どちらにしても予後はよくないとの診断でした。わずかでも可能性があるならと根管治療を希望し、今治療を続けています。

大学病院は2週間に1回くらいの予約になるのですが、初診から次の治療までのあいだの痛みに耐えきれず急遽職場の同僚に紹介してもらった別の歯科で応急的な抜髄だけしてもらうなどバタつきました。ちなみに、そちらでもやはり嘔吐反射が障害になったので「大学病院で静脈内鎮静をしてもらってね」とお墨付き(謎)をいただきました。ただ、抜髄後は顎全体の痛みがきれいに無くなりました。左顎全体の痛みは、やっぱり虫歯が原因だったのか...!

静脈内鎮静下だとわずかに嘔吐反射が出るものの治療自体は進められそうとのことで一安心。しかし今度は歯根が石灰化していて器具が奥まで入らないそうで...。おまけに歯の奥にひび割れがありそうとのこと。もう1回根管治療を続けますが、割れていると密封できないので根管治療ができないんですって。次回CTを撮ってみた結果ひょっとしたら抜歯ということになるかもしれません。ぴえん。

あらためて「なんかヘンなら即通院!」

足のニオイのときとか右足底軟部腫瘍のときに「体に異常を感じたらすぐ医者へ行け」的なことを書いていたのに、結局またやってやんの。自分自身に腹がたつというか情けないというか。盛大にやらかしてしまいましたよ。今回はかなり手遅れに近いところまで行ってしまいました。なんかヘンだと感じたら即通院!頼むよ!